古書店『ふしぎのくに』の紹介小説って色んな物語調なわけなんだよね? ミステリーだったり、ホラーだったり、純文学調だったり、SFだったりね!
じゃあちょっとアウトローな作品も書けるの? というところで、こてこての関西弁を使うアヌさんが「いっちょ書いたるわ」と言って二日くらいで書き上げてしまった6万~7万文字くらいの小説。
この作品なんだけどね。結構えげつない内容なんだ。BL作品という名のサイコホラーじゃないかとアタシは思っているよ。
世界感がなんだか怖い
・日本の高齢化社会が進んでいる
・女の子が生まれなくなっている
・男の子を手術で女の子を作ろうとしている?
今のところ、このあたりのキーワードしかないんだけど、なんだかさすがは「おべりすく」産の物語だなって思うんだよね。セシャトのweb小説文庫でもちょっとおかしな話は大体この連中絡みの作品なんだよね。
実は短編連作で主人公は4人いるんだ
基本的には男の子達の恋模様について進行していくんだけど、ぶっ壊し職人の彼らがそんな清々しいだけの物語を書くわけもなく。男の子達は皆心の何処かに闇を抱えていたり、この楽園島で忘れる事のできない経験をしていくんだよね。
どうして女の子は生まれなくなったのか?
多分この作品のキーワードはここなんだよね。日本だけじゃなくて世界中で一斉に女の子が生まれなくなってしまった。これには何か理由がありそうだよね?
作中の男の子の中でも、今の異常性について考えている子もいるし、もちろん同性で付き合っている子もいるし、恋愛は成り立っている。実は女の子が生まれなくなったというのは結構直近の話なんじゃないかとアタシは睨んでいるんだよね。何かの理由があり、この学園を設立した。話が進めばもちろん物語の真相は分かるだろうし、そこを楽しみにしたいかな!
今回の試みは実は試験運用
アタシ達の活動もそうだけど、時代に合わせた立ち回りをしていく必要があるんだと思うんだよね。実際どの程度の反響があるのかを見ていきたいんだ。わざわざプロに作品を書かせている古書店『ふしぎのくに』。ゆくゆくは一つの社として運用をしていきたいんだよね! だから、作家さんもライターとしてのヘッドハンティングも考えていたり、いなかったり。そういう意味ではweb小説投稿サイトは全てライトノベルと言って過言ではないよね。そんな中にサイコBLを放り込んでどうなるのかを今回はアタシ達が計測していきたいの。
結び
6月に大本命を放り込む予定となっているので、今回のBLにて調整作業に入りたいと思うんだよね。古書店『ふしぎのくに』にとって良くも悪くも今年は本当に面白い年になるんだと思う。年間契約のアタシ達も継続できるように頑張りたいね! さて今回はここまで、また読んでね!