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このすばらしい世界に祝福を~紅伝説を観に行ったよ

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 映画を観に行ったわけだけど、これはここ最近みた映画の中で衝撃的な作品だったかな? サタさんのアニメ好きにも困ったものだけど、今回はアタシも大分楽しめたよ。

このすばとは?

 所謂、なろう系テンプレートの頂きに座する作品なんだろうね。主人公のサトウ・カズマ君が死んでしまい。異世界転生させてくれると……チートを貰えるハズだけど、代わりに自分の目の前で不快な態度を取るダ女神こと、アクアちゃんと異世界へ……主人公のカズマ君は幸運値が一般の人よりやや高くてわりと起点がきくスケベな童貞の男の子。彼の元に凄まじい威力のエクスプロージョンという魔法しか、使えず。かつ使うとそれっきり倒れてしまう紅魔族、アークメイジのめぐみん。ぱっと見常人に見える異常にタフネスの高い、というか極M変態気質のダクネスちゃん。可愛いけど、明らかにまともじゃない女の子達とパーティーを組みながら借金を増やしつつ、厄介な事に巻き込まれていく作品だよ。

 作品中で、アムウェイネタをやってみたり、ある種の挑戦したギャグファンタジーだね。異世界転生系が嫌いな人は一度この作品を読むか視聴してみるといいよ。アタシは正直、この攻め方があるんだなと驚かされたよ。さて、そんな作品の劇場版が8月30日から公開されるという事で、アタシ達も視聴してきたんだよね。

映画の内容だよ ネタバレ含むよ

 いつも通り、クエストに挑戦するという名の人様に迷惑をかけるカズマ君、もといクズマ君(酷い言われようだ)の元にめぐみんの自称ライバルのユンユンがやってきて、カズマ君と自分の故郷に来て子供を作って欲しいと言うところから始まるんだよね! いきなりモテ期到来と喜ぶカズマ君。ユンユン曰く、彼女のお父さんから手紙が来たという事でその内容を読むと、この手紙を読む頃にはもう自分はいないと記載があり、魔王を倒す者はユンユンとカズマ君の子供であるとそう記載があるわけなんだけど……後半部分が

めぐみんとユンユンの学友の書いたラノベクソ小説だったんだよね

 子作り云々の話は無くなり、ズボンを下ろしているカズマ君のズボンをそっとアクアちゃんが元に戻すシーンが逸品だったよ。

 なにわともあれ、故郷のピンチだと皆はめぐみん達の紅魔族の里へ行くんだ

転送された先で雌オークに貞操を奪われかけるカズマ君。そして魔王軍の軍勢に襲われる一行。そこに現れたのは、めぐみん達の里の人達。彼らは必ず。

我こそは紅魔族一の〇〇の○○を極めし者。みたいな語りをする。

覚えているのが、紅魔族一のパン屋、パン酵母を極めし者。

この人達、里全体がみーんな厨二病を発症しているのね。

但し、その魔力と魔法のセンスはチートそのもの

魔王軍が攻めてくるのを暇な人が撃退するという状況を観光の見どころにしようとすら考えている頭のおかしさなんだよね。結局、ゆんゆんに出された手紙も、そういう感じが紅魔族の挨拶みたいなものという事で、お父さんも元気。むしろ、魔王軍はこの紅魔族の里だけは襲いたくないと逃げ腰なの。

魔王幹部のシルヴィアさんは、カズマ君を気に入り人質にするんだけど、胸に挟まれているカズマ君はお礼を言いながらその胸の感触を楽しみ、パーティーメンバーに今までの非礼への謝罪を要求する意味不明な展開へ。モテ期到来かと思いきや、なんとシルヴィアさんはキメラの為、両性具有。というか女性部分は後付けしたという事実を知り、カズマ君は再び、という違う世界の貞操の危機へ。そんな中、魔法使い殺しと呼ばれた秘密兵器がこの里に眠っているという事でシルヴィアさんにその封印の遺跡に連れていかれたカズマ君。封印の扉のパスコードが分からないシルヴィアさんだったけど、何故か日本語で書かれ、ファミコンのコントローラーがあるんだよね。

コナミコマンドを入力するカズマ君

 扉は開き、シルヴィアさんは遺跡の最深部へ……後ろから蹴り飛ばし、再びコナミコマンドを入力してシルヴィアさんを監禁するクズマカズマ君。

 安堵したかと思いきや、古代兵器魔法使い殺しと融合してしまうシルヴィアさん。シルヴィアさんは魔法が通用しなくなって、さらには紅魔族の人達に魔法封印まで放ってしまう。いきなり、絶体絶命の紅魔族とその里。

なのにね?

この状況に盛り上がる、紅魔族の中二病村人達

 さすがにアタシもちょっと笑ってしまったよ。アタマがおかしい人達なんだけど、でも嫌いじゃない。本当に面白かったよ。

 この魔法使い殺しを倒す兵器が実はあるというんだけど、その記載のある遺跡へと行くクズマカズマ君とめぐみんとアクアちゃん。その遺跡に行くと信じられない事に萌え画の壁画があるんだよね。そこでカズマ君も「頭おかしい」と一言。

 そこで紅魔族の名前の意味やなんで彼らが厨二病なのかが分かるんだけど、ここは映画を観て欲しいかな。大爆笑必死だと思うよ! このすばは笑いどころが多いんだけど、この映画は少しだけグっとくるシーンがいくつかあってこれは親子とかで大いに大爆笑して観れる映画かな。ぶっちゃけ、本編知らずとも映画だけでも楽しめるよ! 

入場者特典に関して問題あり

 上映2日目にして、入場者特典が既にないという状況が日本全国で勃発していてメルカリにて高額取引されているんだよね。これに関して、ちょっとアタシは少し頭にきたので、アタシの持つ人脈を駆使して正規の入手ルートから手に入れる&ちょっとオコなんで対応をさせてもらおうかなと思ってるの。

 ファンを大事に出来ない興行主は、この御時勢。終わる事になるよ。というかダフ屋しかりセドリ屋のやり方にも是非を問いたいね。これが上手く行けば日本全国の特典を手に入れれなかった人達にもなんとか還元できるかもしれないから頑張ってみるよ。

 実は、バストさんとセシャトさんのディトをアタシとサタさんで尾行するという意味もあったこの日。二人は朝から珈琲を飲んで談笑。9月紹介作品について話してたね。で、映画中はずーっと映画を真剣に見て時折笑ったりして、時折キャラメルポップコーンを食べていたり……手を繋いだりチューしたい全然しなかったの! 何これ、普通に友達的に遊んでるだけぢゃん! つまーんなーい!

 という事で、途中で合流してアタシがご飯を御馳走してあげて、一緒にお買い物して解散。 え? なにこれ?

みたいな感じで1日が終わったよ! 本日はここまで、また読んでね!

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