古書店『ふしぎのくに』

バストさんにインタビューだよ!

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○梅桃李。もう一度、貴女から産まれたい。

バストさん原作で、ふしぎのくにの書き方で編集された本作が3/15に完結を迎えたわけなんだけどね。正直、アタシはレシェフさんのイカれた作品とか、文芸部さんの作品とか、魔本少女とかより作品レベルとしては多分ピカ一だったこの作品は実に愉しませてもらったよ。

内容としては、入りはよくあるボーイミーツガールとしてはじまるんだけど、未来人とタイムマシーンというキーワードが絡むミステリー要素、そしてSF要素が入ってくるんだけど・・・・・・実のところ、それらは付加価値でしかなくて、友人との絆、親子の絆を描いた純文学なんだよね。

とりあえずお疲れ様。バストさんは色々な功労者であるんだけど、いくつかアンケートを取らせてもらったよ。

バストさんへのアンケート

やぁ、バストさん! 今回は完結おめでとう!

ありがとうございますっす!

じゃあいくつか質問させてもらうね? まず、やっぱりアレかなぁ~? アタシとセシャトさんどっちが好きなの?

バスト「う~ん、どちらにも華があるっすからねぇ~決められないっすね! てか、そういう質問なんすか?」

いやぁ、聞きたかっただけだよぉ! まぁそれよりさ。この作品どう考えてもWeb小説向きじゃないよね? どうしてこれを?

そのイラスト可愛いっすよね! う~ん、自分はWeb小説だからとか、堅い伝記小説とか、ラノベとか、一般文芸とかあんまり区別してねーんすよね。投稿サイトはラノベだけを投稿しないといけないというルールがあるわけでもないっすからね。そういう意味ではレシェフさんの、縦笛を咥えた悪魔(以下縦笛)とかも同じじゃねーんすかね? 

ありがとう! じゃあここで意地悪な質問するね? Web小説ってさ、やっぱり他の小説とは違うものなのかな? その辺プロ作家様の言葉を聞きたいんだけど。正直アタシはアタシなりの考えを当然持ってるよ。そこを踏まえた上でバストさんの考えを述べてもらおうか?

まぁ、まずWeb小説という大きなジャンルの中に、その他の小さいジャンルがある感じっすかね? やっぱり本来図書館とかで関わってきた小説とは少し違うものかもしれねーっすね。日刊ベースだったり、週刊ベースだったりはあるんすけど、新聞の四コマ漫画みたいな疾走感があるっすね。

じゃあさ! じゃあさ! 今回、どうしてこれを純文学ジャンルで投稿したのか教えてクレヨン王国!

まぁ、これもアタシなりの答えはもってるんだけどね。

そうっすね。今回の作品ってそれになりに各章盛り上がりがある部分がない事はないと思うんすけど、はっきり言ってWeb小説的面白さは皆無なんすよね。それなりに毎話面白く出来なくはないんすけど、それをすると、伝えたいメッセージが薄れるんすよ。Web小説で毎日連載されている作品ってたまに、結局何をしたいのか分らなくなってしまうパターンがよく見られると思うんすね? それって毎日の更新を頑張ってる証拠なのかもしれないんすけど、作品を書いているんじゃなくて書かされているみたいな使役関係が逆転してしまってるんすよね。それでもいい場合もあると思うんすよ。 ファンタジーであるとか、大筋をわりと変更できる物語とかっすね? でも、そもそも伝えたい事を決めてる作品や落としどころが決まっている作品ってその潰しがきかないんすよ。この作品で言うところの、タイムマシーンに乗れる資格のある人は、何でその資格があるのかとタイトルの回収までが伝えたい部分であり、その他の付加価値で盛り上げるとその部分が霞むんすよ。



成る程ねぇ・・・・・・アタシは結構。一章ずつ楽しめた側の読者なんだけど、簡単に言うとお子ちゃまには早すぎるぜ! みたいな調子乗った事を言いたいわけ?

アタシは忘れないよ。合コンでバストさんが酔っ払ったアヌさん背負って帰っていった事。実際読んだ読者にはどう思ってほしいの?

そうっすね。どう思ってもそれは読者の自由じゃないっすかね? 面白くないと思うのもその人の感性ですし、面白いなとか興味深いなと少しでも思ってくれると嬉しいっすね。原作者的には、少しでも暖かい気持ちになってくれると本望っすかね?

(さらりと合コンのくだり流しやがった)

バストさんって読まれない事とか批判的意見とか実際どうなの? あと読者の意見に対してすぐ、コイツ読んでないみたいな事言う作者連中とかは?

う~ん、まぁそうなんすね。くらいでは考えておいてあんまり気にしないっすかね?読まれない事はないっすからねぇ。セシャトさんやダンタリアンさん。他皆さんが読んでくれて滅茶苦茶、批判や否定されますし、あれをいちいち気にしてたら10回は人生やり直さないとダメっすよ。読んでないっすか・・・・・・伝えたい事を読んでくれていないと言っているのか、全く読んでいないと言っているのかによるっすね。前者だと、それは作者さんの表現力にも問題があるかもしれないっす。百探して人を疑えみたいな感じっすか? 後者だった場合はそれを言う必要はないっすね。だって読んでないと思ってるなら、そもそもスタートにすら立てないですし、喧嘩の種になるだけっすよね? 喧嘩なんて誰も楽しくないですし・・・・・・ダンタリアンさんは好きそうっすね。いずれにしても不毛なので、何も返さない事がベストじゃねーすかね?

大人っ! バスト兄ぃおとなぁ!

アヌさんとの関係性について、腐女子の人からセシャトさんにDM来てるんだけど、それに関してはどうなの?

アヌさんとは本当に仲良くさせてもらってるっすよ。自分、こういう性格なんで家にいるか、一人でふらふら出かけるかが多いっすから、率先して遊びに連れ出してくれるアヌさんには感謝してるっすね。二人でいると、本屋めぐったり、シア姐さんのところで作品考察したりご飯いったり、バーで飲んだりとかっすかね? 実は食事の趣味が全然合わないんすけどね。

知ってるぞ! 洋食好きのバストさんに、和食好きのアヌさんとシア姐さんだもんね。

ところでさ、なつきちゃんがレビューくれているんだけどこの場をなつきちゃんにご返信されてはいかがかな? ブログ担当の名誉スタッフのなつきちゃんにさ!

あぁ、おべりすくの(強調)、名誉スタッフのにしきたなつき先生っすね? 祈りの門シリーズあの作りは本当に面白いっすね。確かにあの方式なら無限に色んなジャンルの物語が展開できるっすから。読んでいて、あ~あ! みたいな感じになるっすね。紹介小説の最終話を自分が執筆させてもらったんすけど・・・・・・これ言っていいやつっすか? まぁいいっすよね? 結構浮き沈みが激しいみたいっすけど、それがあるからあの作品を展開できてるのかもしれねーんすよね。だから、ダウナーな時はダウナーな時で全力でもう一人の自分くらいの勢いで(レシェフさん的なっすね)愉しんで欲しいっすね。・・・・・・そうそうレビューを頂いたんすよね。

レビューはこちらっす

凄いありがたいっすよね! こうして、自分の書いた物が何らかの形で感じてもらえたりするのは貴重な経験だと思うんすよね。なんでもそうっすけど、誰かが何かをしてくれた事の価値に違いなんてないんすよね。自分はツイッターとかを公開できないので、この場をお借りしてお礼する形になる事を許してくださいっす! にしきたなつき先生、いつも元気を頂いてるっすよ! 特にアヌさんとダンタリアンさんが祈りの門を好きなんすけど、三人でバーとかでたまに考察会したりしてるっす! これからも頑張って更新してくださいっす!

なにげに、アタシからなつきちゃんを奪おうとする、おべりすく共

場所を変えて食事とか色々

アヌさんとバストさんがアタシ、絶対深い、ふかぁ~い関係じゃないかなって思ってる事があるのね? 誕生日にプレゼント渡し合うとか、今日び友達でもしないよね? そんな二人に、お昼ご飯の画像を送ってもらったのね?

まずは・・・・・・アヌさん。

カツ皿とお蕎麦と小鉢。

どこかの、Web小説投稿サイトの女の子はうどん好きだよね? うどん好きって関西方面の人間に多いじゃん? アタシはソバ派、セシャトさんはうどんだったね。シア姐さんもうどん。ヘカちゃんはソバ。

で・・・・・・アヌさんとバストさんも関西人だけど無類のソバ好きなのね!

同じ日に別々のお店で食べた二人の食事。続いてバストさん。

盛りソバとミニカツ丼とかき揚げ。食い過ぎだよバストさん。このシンクロ感、双子じゃなかったら完全に赤い糸系だよね!

そして、アタシのインタビューを受け終わったバストさんは私と通話している最中だというのに、アヌさんをグループ通話に入れるの。

『おい、ばぅすん! かっぱ寿司ビール半額やでぇ! いくしかあらへんやろ!』

もうこの中学生男子がポテト半額くらいのノリで電話してくるのが凄いよね。

そしてお酒が激弱のアヌさんと激強のバストさんのグラス画像がこちらだよ。

アヌさんが中ジョッキを飲んでいる間に、バストさんは大ジョッキ4杯目というね・・・・・・

馬鹿なの? 死ぬの?

シメに食べたこのイチゴのアイスを二人でシェアして食べている時点でもうBLだだからね! 完全に言い逃れできないよ! そんな事をアタシが言っていると、スカイプからバストさんが、滅茶苦茶お酒飲んでるのにジム行ってくるって行ってアヌさんと夜の街という名のコナミスポーツに消えていったのさ

我らがバストさん、ほんとに嫌みのない人間っているんだなってのがバストさんのイメージかなぁ? アタシは基本、ディスるかディスらないかでしか生きてないけど、バストさんは誰に対しても優しいから、あんな優しい作品が書けるのかな?

〇梅桃李。もう一度、貴女から産まれたい。

この作品は、ある人にあてた物語なのね。そのある人はこの世界の何処を探してももういないの。タイムマシーンがあれば、ってね。思った時に書きためていたものだったらしいんだけど。一度頭から最後まで読んでみる事をオススメするよ。私の感想としては、この結末に果たして救いがあったのかなって思うのね? それと、タイムパラドクスを回避する方法を考えたのは凄いのかなって思ったよ。今回の作品をもってしてバストさん達の公開オリジナル作品は当分投稿されないと思うから貴重な一作だったのかな。

本日はここまで、また読んでね!

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